木版画家 京増まどか様
ポートフォリオサイト
Webサイト
クライアントワーク
概要説明
私の友人である、木版画家・京増まどか様のポートフォリオサイト。このサイトを見たら、彼女のことが全てわかるプラットフォームとなるよう、情報の見やすさとわかりやすさを意識して制作いたしました。
制作期間
企画・WF 1週間
デザイン 2週間
コーディング 3週間
使用ツール
Photoshop / Figma / HTML / CSS / JavaScript
制作経緯
Webデザイナーに転職したいと思いながらも不安があり、スクールに入るか迷っていた時期に、クライアントである友人の展覧会で不安を打ち明けました。彼女は「私のWebサイトを作って欲しい」と声をかけてくれました。
ちょうどスクールの先輩たちの卒業制作作品に魅力を感じていたこともあり、その言葉は私の背中を押してくれて、「自分も卒業制作で素敵なサイトを作ってみたい。ここから出発して、成長していきたい」というWebデザイナーを目指す上で、最初の大きな目標につながりました。
課題
(1)各SNS(instagram,facebook,threads)を活用しているが、情報が分散しておりスムーズに情報を得られる媒体がない。
(2) SNSや販売サイトだけでは、作品への思いや魅力を伝えきれていない。
目的
作家や作品の情報が纏まったポートフォリオサイト
(作品販売にも繋げる)
ターゲット
20代後半〜50代前半の男女。
美大出身の方や美術・アートが好きな方、ビジネスで絵を必要とされている方など。
情報設計
トップページでは、作品の新作情報や今年の展覧会情報などの、最新情報を掲載し、作者が積極的に活動している様子が一目見てわかるように設計いたしました。 また、作品を外部サイトにて販売しているため、ポートフォリオサイトでありながら、Webサイトに訪問したユーザーが販売サイトに遷移できるよう、 カスタマージャーニーを設定し、動線をサイト設計に落とし込みました。
また、作者や作品のことをSNSで知る以上の価値を得るために、作者の木版画へのこだわりや、制作過程の掲載を提案し、
写真やイラストをご提供をいただきました。
多くのユーザーにより楽しんでいただけるよう、クライアント様とともにWebサイトを
つくりあげていくことを意識しながら設計いたしました。
デザイン
作品が引き立ち、シンプルながらもまるで展覧会に来ているかのようなサイト作りを目指しました。
背景には木版画で使われている、和紙を
イメージした優しい印象の少し黄色みがかった白色や和紙のテクスチャを、テキスト文字には黒に近い深みのあるブラウンを選び世界観を演出しました。
歴史ある木版画をゆっくりご覧になっていただけるよう、
落ち着き・温かみ・クラシックな雰囲気の一貫性を意識しました。
工夫した点
「紙と木」を使って制作されている作品を、どうデジタルで質感を表現し、知ってもらうかを考えました。作品に木の木目が活かされていたので、 フッターには作品の一部を、ギャラリーページの作品ホバー時には、木版画で実際に使用されている版木(はんぎ)という木を使い、背景の和紙の質感とマッチするように 工夫しました。